西武 栗山が月間ベストプレー賞 受賞逃した若獅子に「キミたちにはちょっと早かったかな(笑)」

[ 2020年8月27日 14:20 ]

西武の栗山
Photo By スポニチ

 背番号1が貫禄でさらった。西武の選手に送られる「メットライフ生命presents ライオンズ7月ベストプレー賞」は、同26日のロッテ戦で栗山巧が達成したプロ入り通算350二塁打に決定した。

 栗山は「メットライフ生命の皆さん、この度はライオンズ月間ベストプレー賞へのノミネート、そして、ライオンズファンの皆さん、僕をベストプレー受賞者に選んでいただきありがとうございました。大変うれしく思います」と笑顔を見せた。1週間後の9月3日は栗山の37回目の誕生日。「いい“誕生日プレゼント”になりました!」と続けた。

 受賞争いには、若獅子たちも参戦していた。それは23日のロッテ戦で美技を生み出した3人だ。

 「完璧な当たり」と自画自賛した川越誠司のプロ入り初本塁打。、初勝利を挙げた与座海人が見せた投直の“マトリックス・キャッチ”。一発逆転のピンチで見せた鈴木将平のフェンス際でのダイビングキャッチ。

 この日、チームは1点差で勝利したが、それぞれの頑張り無くして勝利をものにすることはできなかった。鈴木は「この賞は僕で」と自信を見せていたが、結果は大先輩にもっていかれた。

 栗山は「今回残念ながら受賞に至らなかった、川越、与座、鈴木の若手3人!キミたちにはちょっと早かったかな(笑)。この賞は僕がいただきました」とニンマリ。だが「あの23日、3人の活躍でつかんだ勝利は、チームにとっても大きな勝ちだった。これからも、みんなで切磋琢磨しあって、『今月のメットライフ生命presents 月間ベストプレ―賞は誰やろ』とファンの皆さんをたくさん悩ませられれば、チームはもっともっと上に行くと思う」と、将来を担う後輩たちを称えることを忘れなかった。

 開幕から打撃好調が続く栗山。「僕も7月だけではなく、9月もこの賞を受賞できるように頑張っていきますよ!」と意気込んでいた。

続きを表示

2020年8月27日のニュース