井納6回途中2失点 走者残しての降板に「パットンに感謝」 バットでも2点適時二塁打

[ 2020年8月27日 21:01 ]

セ・リーグ   DeNA―広島 ( 2020年8月27日    横浜 )

<D・広>初回1死一、二塁、鈴木誠を三ゴロ併殺打に打ち取りガッツポーズの井納(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 DeNAの井納翔一投手が5回1/3を2失点。リードを保って降板した。

 初回1死一、二塁のピンチも鈴木を三ゴロ併殺に仕留めてしのいだが、2回1死から堂林に左翼席上段に特大ソロを浴びて先制を許した。同点の4回には1死から鈴木の打ち取ったかに思われた当たりを、遊撃手・倉本と中堅手・梶谷が交錯。梶谷のグラブをかすめながら二塁打となる不運で得点圏に走者を背負うと、続く松山の適時二塁打で勝ち越された。6回1死一、三塁で松山を迎えた場面で、投手交代が告げられ、パットンが救援した。

 この日の井納はバットでも見せた。4回1死一、二塁で打席に入ると、ベンチの指示はバントではなく強攻。初球にバットを合わせると、打球は前進守備の右中間を破る逆転の2点適時二塁打となった。

 井納は「直球主体の投球ができ状態は良かったです。広島とは先週から折り返しでの対戦ということもあり、少し考え過ぎてしまうところがありました。その中で、6回の四球は反省点です。ランナーを置いた状況でマウンドを降りることになり中継ぎ陣に申し訳ないです。パットンに感謝です」と振り返った。

続きを表示

この記事のフォト

2020年8月27日のニュース