楽天、松井 7回1安打11K零封で2年ぶり先発勝利 打線は15得点で援護

[ 2020年8月27日 21:52 ]

パ・リーグ   楽天15―0ロッテ ( 2020年8月27日    楽天生命 )

3回2死一、二塁、安田を三振に仕留める楽天・松井裕 (撮影・白鳥 佳樹)
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 楽天・松井が7回1安打無失点11奪三振の好投で、先発再転向後、6度目の挑戦で今季初勝利をマークし、チームの連敗を4で止めた。松井の先発勝利は18年9月27日のロッテ戦以来約2年ぶり、本拠地での先発勝利は入団1年目の14年9月14日以来約6年ぶりとなった。

 松井はいきなり初回から2つの四球を許すなど2死二、三塁のピンチを迎えるが、井上を二飛で打ち取り無失点で切り抜けた。3回にはこの試合唯一の安打を許すが、後続を抑えた。その後は無安打でロッテ打線を抑える力投。7回105球を投げて、1安打無失点11奪三振でマウンドを降りた。松井が降板後、8回は津留崎、9回は池田の無失点リレーで試合を締めた。

 打線は17安打15得点と大爆発。3回2死一、二塁でロメロの16号3ランで先制に成功。さらに2死二塁で足立が左中間へ適時三塁打を放ち、この回一挙4点を奪った。4回には1死一、二塁から浅村の右前適時打で1点追加。その後2死満塁とし、岡島の中前適時打でリードを7点に広げた。打線の勢いは止まらず、7回には茂木の6号2ランで2点を追加。8回には浅村の17号満塁ホームランなどで一挙6点を挙げてダメを押した。

 ロッテは先発の岩下が4回102球、10安打7失点で今季4敗目。打線も楽天投手陣に1安打に抑えられてチームの連勝は2で止まった。

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