楽天・松井、7回1安打11K零封で2年ぶり先発勝利「勝ち星を挙げられてホッとしています」

パ・リーグ   楽天15―0ロッテ （ 2020年8月27日    楽天生命 ）

勝利投手となりウイニングボールを受けとる楽天・松井裕（撮影・白鳥　佳樹）
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　楽天・松井が7回1安打無失点11奪三振の好投で、先発再転向後、6度目の挑戦で今季初勝利をマークし、チームの連敗を4で止めた。松井の先発勝利は18年9月27日のロッテ戦以来約2年ぶり、本拠地での先発勝利は入団1年目の14年9月14日以来約6年ぶりとなった。

　試合後、松井は「嬉しいです」と笑顔を見せ、「正直、連敗を気にする余裕がなかったので1試合1試合もらったチャンスをものにするという気持ちでマウンドに上がりました。序盤からフォアボールが多くてリズムが悪かったんですけど、何とかピンチをゼロで抑えられたのも良かったと思います」と自身の投球を振り返った。

　そして「勝ち星を挙げられてホッとしていますし、リズムが悪いピッチングでも先輩たちが必死に守ってくれて、援護点をくれたので気持ち良く投げることができました」と先輩や野手たちに感謝した。

　今年5月に第1子が誕生して父になった松井。自身の子どもについて聞かれると「ほんとに可愛いです。たまらないです」と父親の表情をのぞかせた。

　最後に「ここからイーグルスも調子を上げて、連勝していきます。テレビの前そして球場で熱い声援をよろしくお願いします」とファンへメッセージを送った。