楽天・涌井 9連勝ならず…古巣相手に初黒星 7回2失点9Kも無援「次、勝てればいい」

[ 2020年8月27日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天0-2ロッテ ( 2020年8月26日    楽天生命 )

<楽・ロ>7回、ボールの判定に天を仰ぐ楽天・涌井(撮影・白鳥 佳樹)
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 7回を3安打2失点で9奪三振。しかし打線の援護がなく、楽天・涌井が今季初黒星を喫した。巨人・菅野に並ぶ9連勝はならず、開幕からの連勝は8でストップ。右腕は「勝つ時もあれば負ける時もある。2本目の本塁打は防げた。そこはもったいなかった」と振り返った。2回に先頭・藤岡に先制ソロを被弾。2死後には福田秀に高めに抜けたカーブを右翼席に運ばれた。3回以降は「配球を自分なりに変えた」と無安打に封じるなど立て直し、4回先頭から4者連続三振。打線の反撃を待ったが今季4度目の零敗に終わり、昨年7月31日のオリックス戦以来の黒星となった。

 涌井は今季ここまで2度、チームの連敗を3で止めてきたが、これでワーストタイの4連敗。次戦へ向けて「このままズルズルいかずに次、勝てればいい」と前を向いた。(鈴木 勝巳)

 ▼楽天三木監督(涌井は)しっかりゲームをつくってくれた。試合中にしっかり修正、微調整をしてさすがだな、と。何とか攻撃で援護したかった。

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