白樺学園が完勝 片山は投打に大車輪の活躍 3回無失点&3戦連発

[ 2020年6月29日 05:30 ]

練習試合   白樺学園9―0帯広農 ( 2020年6月28日    白樺学園グラウンド )

<白樺学園・帯広農>試合終了してホームベース前に集まる両校の選手たち
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 「2020年甲子園高校野球交流試合」に出場する白樺学園と帯広農が28日、芽室町内の白樺学園グラウンドで練習試合を行った。4投手による1安打零封リレーで白樺学園が9―0と完勝。コロナ禍による2度の延期を経て実現した節目の試合で、両校が甲子園に向けて走りだした。

 特別な試合に自然と力が入った。白樺学園の148キロ右腕・片山楽生(3年)は2者連続三振を奪う立ち上がり。「フォームがずれていい回転の真っすぐを投げられなかった」と反省したが、日本ハムとロッテのスカウトが見守る中で3回を無安打無失点、走者は失策の1人のみと危なげない投球を見せた。

 史上初めて十勝支部から2校同時出場予定だったセンバツの中止決定を受け、戸出直樹監督(44)と帯広農の前田康晴監督(44)はこの交流試合を計画してきた。休校で4月末の予定が5月末に延期となり、それも再延期。3度目でやっと実現にこぎつけた。

 「お互いに高め合いたいと思っていたし、ほかのチームよりも打たれたくない気持ちが強かった」と片山。気持ちの高ぶりは打席での好結果にも結びついた。初回バックスクリーン左へ放った先制2ランは練習試合3戦連続、前日の別海戦から2打席連続の一発だった。

 充実しているのは片山だけではない。公式戦未登板の奥村柊斗(3年)が2回、昨秋の全道大会胴上げ投手の坂本武紗士(3年)が3回、次期エース候補の葛西凌央(2年)が1回を投げ、1安打零封リレー。奥村は「アピールして甲子園で投げたい」、坂本も「片山だけじゃないことを見せたい」と言い、競争は激化している。

 8月は北北海道大会に甲子園交流試合と過密日程が見込まれる。「片山と坂本が成長しし、奥村と葛西も自信をつけている。投手は継投でいきたい」と戸出監督は目を細める。打線も7試合で7本塁打とうっぷんを晴らすように打ちまくり、20日の練習試合再開後6勝1敗。夏本番へ順調に歩みを進めている。(石川 加奈子)

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