巨人・岡本2戦連発!驚異の得点圏打率・833 新フォーム好調、今季最多12得点けん引

[ 2020年6月29日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人12-0ヤクルト ( 2020年6月28日    神宮 )

<ヤ・巨>6回1死、ソロ本塁打を放つ岡本(撮影・森沢裕)
Photo By スポニチ

 驚異の得点圏打率・833だ。巨人・岡本和真内野手(23)が28日、ヤクルト戦で2試合連続本塁打となる4号ソロを左中間席上段に放つなど、3安打2打点。打者一巡の猛攻で5点を奪った2回には中前適時打し、得点圏で勝負強さを発揮した。リーグトップの打率は・472に上昇させ、10打点、本塁打数は同2位。首位のチームを今季最多12得点の大勝に導いた。

 左足を昨年より約8センチ本塁方向に寄せ、クローズドスタンス気味に構える。見た目は小さな変化だが、岡本の得点圏打率を大きく向上させた要因だ。

 「ランナーを還せて良かった。いい方向にしっかり打ち返せた」。2回に4点を先制し、なお2死一、二塁。寺島の内角球を中前にはじき返した。丸、坂本に続く、3者連続適時打で一挙5得点。前日は敵軍に7点奪われた打者一巡攻撃をやり返し、今季最多12得点の大勝に導いた。

 オープン気味に構えることが多かった昨年は、得点圏打率・257。勝負強さを磨くべく、今春のキャンプ中盤から左足の位置を試行錯誤した。クローズド気味にすることで左脇が締まり、全コースの球を捉えることが可能になった。得点圏ではこの日初回に凡退しただけで、今季は6打数5安打。同打率・833と、好機で相手投手を圧倒している。

 外見の変化が人生を左右するのを実感している。「お薦めの漫画です」と言うのがウェブ限定の作品「外見至上主義」。眼鏡をかけた肥満体形の高校生が外見からいじめを受けていたが、ある日鏡の前に立つと、正反対のイケメンになっていたという物語だ。2つの見た目を通じて、主人公が社会から多くを学んでいく。岡本自身が誰かと入れ替われるなら「坂本さんか、(俳優の)新田真剣佑さん」と名前を挙げ「ああいう(格好いい)スタイルで服を着てみたい」と笑わせていた。

 ダメ押しの特大ソロは6回。左中間席上段に2試合連続の4号を運んだ。過去3本は中堅から右方向だったが、今季初めて左方向へ豪快に引っ張り「直球をしっかり捉えることができた」と満足した。今季の全17安打の打球方向の内訳は「左7、中6、右4」と広角に打ち分けていることが好調の要因。打撃フォームの変化は、見た目以上の効果を伴う。

 リーグトップの打率は・472に上昇。4回の左前打も含め、4安打した前日に続く今季3度目の3安打猛打賞だ。連続安打も8試合に伸ばしたが「始まったばかり。気は抜けない」。打点、本塁打数は現在2位で3冠も射程圏。外見に風格を漂わせ、首位チームの打線を輝かせている。(神田 佑)

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年6月29日のニュース