「腹くくって」ダルビッシュ、今季出場を決意「ファンのため球団のためプレーする」

[ 2020年6月29日 02:30 ]

現在の心境を話すダルビッシュ(本人の公式YouTubeチャンネルから)

 米アリゾナ州で調整中のカブスのダルビッシュ有投手(33)が27日(日本時間28日)、自身のYouTubeチャンネルを更新し、7月23日(同24日)か24日(同25日)に開幕する今季への出場意思を示した。「腹をくくって(キャンプが行われる)シカゴに行って、2カ月くらいですけど、何とか乗り切れるように頑張っていきたい」と語った。

 これまで自身や家族が新型コロナウイルスに感染することへの懸念を示して態度を保留していたが、ここにきて出場意思を表明。「ある程度、自分が“コロナになる”確率は凄く高いと思う」と依然として危機意識は高いものの「見てくれるファンの方であったり、球団のためにプレーしないといけない状況なので」と説明した。

 今季報酬を放棄し、オプトアウト(プレー拒否権)を行使することもできたが「世間の雰囲気的にNOと言いづらい状況に今はなっている」ともコメント。プロスポーツが軒並み開催されていない米国で野球への期待は大きく「メディアもあおっている部分もある。あえて触れないようにしているのかな」とも語った。

 一方、これまでは故障者や登板機会がない投手が試合が終わるまで球場に残ることが多かったが、今年は“早上がり”が推奨される可能性もあり「これを機にメジャーリーグが変わってくる」と合理化を歓迎した。

 今回の決断を「凄く迷いながら」と明かした右腕。開幕投手が有力視される今季もファンのため、チームのために全力を尽くす。

 【ダルビッシュの過去の発言】

 ▼4月1日 ツイッターで米国に残る理由を「1月に日本からの来客を断ったのと同じ理由です。ウイルスを持っている可能性がないともいえず、それをまだ感染が爆発していない場所に持ち込む可能性を排除したいからです」

 ▼5月14日 ツイッターで今季開催案について「実際にプレーすることに不安を感じている選手は結構多いらしい」とし、続けて「MLBの選手たちは闘犬とほぼ同じ状況だと思う」

 ▼5月29日 音声コンテンツ定額制配信サービス「Now Voice(ナウボイス)」で「何とか(MLBと選手会が)合意に向かっていけたらいいのかなと思ったりするけど僕は僕で子供小さいし、いろいろと考える部分もある」

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