楽天・浅村　2戦連発の逆転3ラン！“元西武組”涌井のため「勝ちをつけたいと思って頑張りました」

パ・リーグ   楽天5－2日本ハム （ 2020年6月24日    楽天生命パーク ）

＜楽・日＞5回2死一、三塁、3ランを放ちエアタッチをかわす楽天・浅村　（撮影・白鳥　佳樹）　　
Photo By スポニチ

　楽天は24日、4番・浅村栄斗内野手の2試合連続本塁打などで日本ハムに5―2で逆転勝利し、同一カード6連戦を2連勝と順調な滑り出しを飾った。

　今季から4番に座る主砲は前日の本拠地開幕戦でチーム1号を放ったばかり。この日は日本ハムのドラフト1位ルーキーの先発・河野に“プロの洗礼”を浴びせた。4回までわずか2安打に封じられていたが、0－2の5回に3番・鈴木大が中前適時打を放ち1点を返すと、なおも2死一、三塁、4番・浅村が4球目ストレートを右翼席へ運ぶ逆転3ラン本塁打。この回4点を挙げ逆転に成功した。

　「前の大地さんがつないでくれたチャンスだったので、何とか逆転したいと思って打席に入りました」と振り返った浅村は、その一発で先発・涌井の楽天移籍初勝利をアシスト。「西武のときから凄くお世話になっている先輩なので、とにかく涌井さんに勝ちをつけたいと思って頑張りました」と“元西武”の絆を口にした。

　新型コロナの影響で開幕が遅れ、過密日程の中異例の同一カード6連戦。「いい形で2つとれたので、その勢いのまま、また明日から頑張りたいと思います」と2連勝スタートを喜んだ。