日本ハムドラ1・河野 プロ初登板は5回4失点 12球団新人初勝利権利目前で3ラン被弾「粘れなかった」

[ 2020年6月24日 19:54 ]

パ・リーグ   日本ハムー楽天 ( 2020年6月24日    楽天生命パーク )

<楽・日>日本ハム先発の河野(撮影・白鳥 佳樹)  
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 日本ハムのドラフト1位ルーキー河野竜生投手(22)が24日の楽天戦でプロ初登板し、5回4安打4失点で降板した。

 2回までは制球が定まらず走者を背負いピンチを招いたが、140キロ台中盤のストレートを武器に得点を許さず。3回には楽天1番・茂木からプロ初の空振り三振を奪うなど尻上がりに調子を上げた。

 4回まで2安打に抑えテンポよく進めたが、2―0の5回1死走者なしから9番・辰己に四球を許すと、茂木の左邪飛で二塁へ進塁。2番・ブラッシュに申告敬遠、二走・辰己の盗塁で一、三塁とされると、3番・鈴木大に中前適時打を許し1点を返された。

 なおも2死一、三塁で4番・浅村にストレートを狙われ右翼席への逆転3ランを被弾。12球団新人勝利一番乗りとなる権利目前で4失点と、ほろ苦いデビューとなった。

 河野は「プロ初登板のマウンドでしたが、緊張はありませんでした。序盤、フォアボールが重なり、うまくリズムを作ることができませんでしたが、0で抑えることができたことはよかったです。初回から飛ばしていたことで疲れもありましたが、5回あとひとつという場面で、粘れる力がなかったのが反省材料です。まだ試合は終わってないので、逆転を信じて応援したいです」とコメントした。

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2020年6月24日のニュース