楽天・浅村2戦連発で2連勝!涌井が移籍初登板初勝利 日本ハムはドラ1河野が無念被弾

[ 2020年6月24日 20:50 ]

パ・リーグ   楽天5-2日本ハム ( 2020年6月24日    楽天生命パーク )

<楽・日>5回2死一、三塁、3ランを放ちエアタッチをかわす楽天・浅村(撮影・白鳥 佳樹)  
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 楽天は24日、4番・浅村の2試合連続本塁打などで日本ハムに5―2で逆転勝利し、同一カード6連戦を2連勝と順調な滑り出しを飾った。

 今季から4番に座る浅村が日本ハムのドラフト1位ルーキーの先発・河野に“プロの洗礼”を浴びせた。4回までわずか2安打に封じられていたが、0-2の5回1死走者なし、9番・辰己が四球で出塁すると、茂木の左邪飛で二塁へ進塁。2番・ブラッシュが申告敬遠で出塁すると、二走・辰己がすかさず盗塁を決め、一、三塁の場面で3番・鈴木大が中前適時打を放ち1点を返した。

 なおも2死一、三塁、4番・浅村が4球目ストレートを右翼席へ運ぶ逆転3ラン本塁打。この回4点を挙げ逆転に成功した。8回にも8番・太田の適時二塁打で1点を追加し、5-2で2連勝を挙げた。

 移籍後初登板となった先発の涌井は7回4安打2失点。日本ハム4番・中田に先制ソロを被弾し、3回には2死から西川、大田に連打を浴び0-2とリードを許した。その後は無失点と安定のピッチング。5回に援護点をもらい、ハイクオリティースタート(HQS、7回以上投げ自責2以下)の上々デビューで移籍初勝利を挙げた。3番手で登板した森原が三者凡退に仕留め、プロ初セーブを記録した。

 日本ハムはプロ初登板となったドラフト1位ルーキー河野が5回4安打4失点。4回までに4番・中田の本塁打などで2点の援護点をもらい楽天打線を2安打に封じていたが、12球団新人勝利一番乗りの権利目前の5回2死から3ランを被弾するなど4点を失い、ほろ苦いデビューとなった。

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