12球団初 阪神 甲子園で観客入れてテスト 2軍戦に228人

[ 2020年6月24日 05:30 ]

ウエスタンリーグ   阪神0―2オリックス ( 2020年6月23日    甲子園 )

9回2死、スタンドでファンが距離を保って観戦する中、阪神・井上は左中間二塁打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 阪神は観客を動員しての公式戦開催に向け、甲子園でのウエスタン・リーグ、オリックス戦に試験的に観客を入れた。地元・西宮市在住の子供を含むファンクラブ会員から事前応募で選ばれた300人のうち、228人が入場。1、2軍の公式戦で観客を入れるのは12球団初で、平田2軍監督は「いいプレーには拍手してくれたり、ファンあってのプロ野球とつくづく感じた」と笑みを浮かべた。

 新型コロナウイルス感染対策で入場者にマスク着用を義務付け、サーモグラフィーによる検温などを実施。ファンはバックネット裏に間隔を空けて着席し、ジェット風船や大声での応援などは禁止された。昨夏の甲子園で履正社を初優勝に導いたドラフト2位・井上が甲子園で公式戦4番デビュー。9回に左中間フェンス直撃の二塁打を放ち「温かい声援、拍手をいただいた」と感謝した。

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2020年6月24日のニュース