楽天・三木監督 涌井の被弾後の粘投称賛「いろいろな経験を乗り越えてきた選手」

[ 2020年6月24日 21:45 ]

パ・リーグ   楽天5-2日本ハム ( 2020年6月24日    楽天生命パーク )

<楽・日>7回無死、ファインプレーの小深田に頭を下げる先発・涌井(撮影・白鳥 佳樹)  
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 楽天は24日、4番・浅村の2試合連続本塁打などで日本ハムに5―2で逆転勝利し、同一カード6連戦を2連勝と順調に滑り出した。

 三木監督は「本当にみんな、粘り強く頑張ってくれたと思います」と選手を称賛し、移籍初勝利を挙げた涌井について「しっかりゲームをつくってくれた。いろいろな経験を乗り越えてきた選手なので、こういうゲームでしっかり投球してくれて非常に良かった。最初にホームランを打たれましたけれども、その後にしっかり投球してくれた」と粘り強く投げた右腕を称賛した。

 打っては2点ビハインドの5回には1死走者なしから9番・辰己が四球で出塁すると、茂木の左邪飛で二塁へ進塁。2番・ブラッシュが申告敬遠で出塁すると、二走・辰己がすかさず盗塁を決め、一、三塁の場面で3番・鈴木大が中前適時打を放ち1点を返した。これには「選手個々にいろいろな役割があって、しっかりいろいろな形でつながった」とし、盗塁を決めた辰己について「積極的に次の塁を狙っていく姿勢と、スピードが持ち味なのでしっかり生かせてよかった」とねぎらった。

 また、2試合連続本塁打を放った浅村についても「今日も浅村がバシッと仕事をしてくれて、非常に良かった」とコメント。これで5試合4勝1敗と順調な滑り出しとなったが「勝ち負けや星の数字というよりも、一戦一戦を戦うというところで、選手がいろいろな思いの中で気持ちを込めてプレーをしてくれていることが素晴らしい。僕もしっかり選手のサポートをしていきたいと思います」と謙虚に話した。

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