20打席目で今季初安打の菊池涼、21打席目は本塁打!「たまたまです」マルの前でタナ、キクがアベック弾

[ 2020年6月24日 19:43 ]

セ・リーグ   広島―巨人 ( 2020年6月24日    東京D )

<巨・広>5回無死、古川(左)から左越えソロを放つ菊池涼(撮影・木村 揚輔)
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 20打席目にして待望の今季初安打をマークした広島の菊池涼介内野手(30)が、続く21打席目で今季1号アーチとなる追撃のソロ本塁打を放った。

 巨人戦(東京D)に「2番・二塁」で先発出場した菊池涼は3回に先頭で打席に入ると、先発左腕・メルセデスが投じた内角直球を中前にはじき返し、初安打をマーク。一塁ベース上ではホッとしたように思わず笑みを浮かべていたが、これで“呪縛”は完全にとけた。

 4―1で迎えた、続く5回の第3打席。1死走者なしの場面で、巨人2番手右腕・古川がカウント2ボール2ストライクから投じた5球目スライダーを今度は左中間スタンドへ叩き込んだ。「たまたまです。チームにとっていい追加点になったので良かったです」と謙そんした菊池涼だが、主砲・鈴木誠の先制3号2ラン、昨年8月に右膝手術を受けた田中広の1号2ランに続いての一発。2018年までのリーグ3連覇に貢献した丸(現巨人)の目の前で、タナ、キクのアベックアーチで、広島のリードは再び4点となった。

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2020年6月24日のニュース