巨人 東京ドーム疑似観戦「バーチャル応援」企画実施へ 抽選で約2万4000人「動員」予定

[ 2020年6月12日 05:30 ]

巨人が開幕戦から実施する「バーチャル試合観戦」のイメージ。ファン同士の会話や、タオルを振るアクションなどを行うことができる(提供写真)
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 巨人が無観客で迎える19日の開幕戦(対阪神)から、東京ドームでの「スタンド観戦」を疑似体験できる企画を実施することが11日、分かった。「バーチャルビューチケット」と称し、スマホのアプリを使ってバックネット裏や一塁側スタンドなど複数設置されたカメラを通じ、本拠の観客席にいるような雰囲気で戦況を見守ることができる。

 選手の息づかいや掛け声、打球音も聞こえるだろう。スマホから伝わる「生」の臨場感。コメント投稿機能を使って、スタンドにいるかのようにファン同士で「会話」することも可能だ。自身の分身キャラクターを画面上に登場させて、得点が入った際のテーマ曲「ビバ!ジャイアンツ」に合わせてオレンジタオルを、仲間と一緒に回すことまでできる。開幕から7月5日中日戦までの主催12試合で、抽選で約2万4000人を「動員」予定。無観客で迎える異例のシーズンは、自宅にいながら「東京ドーム観戦」が可能になる。

 また、球団はこの日、試合中にファウルボールが飛び込むゾーンを予想する企画の実施を発表。同12試合を対象に5つに分けたゾーンの中から1つを投票し、抽選でファウルボールがプレゼントされる。

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2020年6月12日のニュース