昨季首位打者の西武・森　自信取り戻す3安打「一度感覚つかめば長いこと打てる」

練習試合   西武12－8楽天 （ 2020年6月11日    メットライフドーム ）

＜練習試合　楽・西＞5回1死一塁、中前打を放った森（撮影・尾崎　有希）
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　昨季リーグMVPと首位打者が復調のきっかけをつかんだ。西武・森が3安打の固め打ち。2日の練習試合再開以降6試合で20打数1安打、打率.050だっただけに「やっと自分らしい打撃ができた。しっかり球を引きつけて打てた」と安どの表情で話した。

　2打席目の3回無死一塁で5日の中日戦以来、19打席ぶりに右前打を放つと、4、5回と続けて中前打。「前の試合までは、打つときに体が開いていたので体が開かないように（右）足の上げ方を意識した。ちょっと内に入れるように。一度感覚をつかめば長いこと打てる」と自信を取り戻した。

　攻守の要の明るい兆しに辻監督も「本人もずっとモヤモヤしていたけど、（3安打後は）明るかった。いい方向に行ってくれると思う」と話した。　（大木　穂高）

　▼西武・十亀（練習試合初登板で3回6安打2失点）内容が全くない。悔いが残る。

　▼西武・鈴木（5打数3安打2打点）今日は勝負の試合だった。まずは開幕1軍。そして正外野手を目指します。