阪神・岩崎 13日にも復帰登板 2軍戦も活用し開幕1軍へ、金村コーチ「滑り込みセーフかな」

[ 2020年6月12日 05:30 ]

キャッチボールする岩崎優=甲子園球場室内練習場
Photo By 代表撮影

 12日からのオリックス3連戦(京セラドーム)は、阪神の開幕1軍へ当落選上にいる選手たちにとっては最後のアピールの場になる。熱を帯びてきたのが中継ぎ陣の争いだ。

 注目は勝ちパターンの一員として期待されてきた岩崎。早ければ13日に5月31日の紅白戦以来の実戦登板を果たす。キャンプ中に右足を痛め戦線離脱。チームの活動休止期間を経て傷を癒やし5月19日に1軍に合流したものの、紅白戦登板後からコンディションが上がらず練習試合には1度も登板していない。

 金村投手コーチは週末の登板を明言した上で「もう1回ファームの試合もあるし、(2試合投げれば)滑り込みセーフかなと」と週明けの2軍戦を経れば19日の開幕に間に合う見込みを口にした。

 さらに、きょうからの3連戦中には左肘手術明けの島本、右肘を痛めていた桑原ら故障明けの面々が続々と合流する予定。同コーチは「それで1軍帯同ってことはないですけど。上で見てみたい」と説明。状態を確認する限定的な昇格とはいえ、実績組の復調は小川、谷川ら地道に結果を残してブルペン陣に食い込もうとしている面々にも刺激になる。

 若手、中堅が入り乱れてのサバイバルは最後まで目が離せない。(遠藤 礼)

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2020年6月12日のニュース