中日・吉見 強風にも動じず4回零封!開幕ローテ滑り込み「粘り強くアピールできた」

[ 2020年6月12日 05:30 ]

練習試合   中日0―1ロッテ(8回表終了 降雨コールド) ( 2020年6月11日    ZOZOマリン )

<ロ・中>強風の中、粘投する吉見(撮影・長久保 豊)
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 悪天候の条件下、15年目のベテラン右腕が開幕ローテに滑り込んだ。練習試合最後の登板となった中日先発の吉見が11日のロッテ戦で4回を投げ4安打無失点の好投。ちょうど2週間後の開幕6戦目となる25日のDeNA戦(横浜)での先発が濃厚となった。

 「内容よりも結果を求めて投げました。しっかりとローテーションに入るという気持ちがあるので、粘り強くアピールできた」

 この日の最大風速は17メートル。強風で知られるマリンでもかなり強い方だったが、動じなかった。3回2死満塁のピンチでは井上をスライダーで空振り三振。「力で抑えるピッチャーではないので、その試合を支配できるようにしていくだけ」ときっちり要所を締めた。

 昨年は開幕5戦目に先発しながら、翌日に抹消。今季、開幕ローテーションを守れば17年以来3年ぶりだ。まだまだ老け込む年齢ではない。11年には最多18勝を挙げた真価を、スタートから見せつける。(北野 将市)

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2020年6月12日のニュース