MLB 選手会の合意を得ず開幕強行も マンフレッド・コミッショナー「実施する権利がある」

[ 2020年6月12日 02:30 ]

マンフレッド・コミッショナー(MLB提供・AP)
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 大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーが10日(日本時間11日)、選手会の合意を得ずに開幕を強行する可能性を示したと、スポーツ専門局ESPNが報じた。開催の可能性は「100%」と強気で「我々は試合数を決めて実施する権利がある。必要ならば行使する」と語った。

 同局によれば、年俸を単純に試合数に比例させる限り、日程を決める権限はMLBにあると3月に選手会と合意している。MLBは近日中に新たな案を提示するとし、強行開催なら48~50試合ほどになる見込み。選手会は直近の交渉で賛同したポストシーズン拡大への反対で抵抗する可能性がある。MLBが成立には10日までの合意が必要としていた中での同コミッショナーの発言に対し、AP通信によると、選手会はコメントを拒否した。

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2020年6月12日のニュース