東京のビッグマウス、阿部ンジャーズ…巨人育成3年目・笠井は秀逸声出しの元気印、沸かせる姿楽しみ

[ 2020年3月24日 11:30 ]

巨人・阿部2軍監督(右上)の誕生日を祝して、踊りと歌で盛り上げる笠井=右から3人目(撮影・森沢裕)
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 阿部2軍監督が率いる今年の巨人のファーム。新型コロナウイルスの影響で、暗くなりがちな雰囲気も吹き飛ばしてくれそうな、ムードメーカーがいる。

 育成3年目の笠井駿外野手だ。国士舘―東北福祉大出身の24歳。漫画「世紀末リーダー伝たけし!」の主人公・たけしにそっくりな濃い顔のため、ニックネームは「たけし」。練習中や試合中に誰よりも声を出している元気印だ。

 円陣の声出しも秀逸。春季キャンプ中の2月4日に行われた1軍VS2、3軍の紅白戦では「さあ、やって来ました、下克上チャ~ンス。向こうにはベイビーシャーク(パーラ)とか、ビッグベイビー(岡本)とかいろんな生き物がいますけれど、こっちには“東京のビッグマウス”がいます」と自分を指してどや顔。1軍選手も出場した3月18日のイースタン・リーグ練習試合のロッテ戦では「ここ最近、巷(ちまた)では僕たちのことを阿部チルドレンと呼んでいるみたいですが、1軍選手が来たことで進化しました。その名は“阿部ンジャーズ”です。みんながヒーローになるんだと思ってやっていきましょう。阿部ンジャーズ、出動!」と盛り上げ、爆笑を誘った。

 3月20日の阿部2軍監督の誕生日には「みなさん、大きな声でバースデーソングを歌いたいんですけど、恥ずかしがって歌わない人がいたら“ぶっとバースデー”」とすべった後に、ナインとともにDREAMS COME TRUEの「HAPPY HAPPY BIRTHDAY」を歌ってプレゼントした。

 阿部2軍監督も「声だけで(3軍ではなく)2軍にいる」と盛り上げ役として買っているが、野球選手としてまだ発展途上。2月27日の韓国・斗山との練習試合では、0―1の9回1死二塁の場面で、相手が放った中前打に対しチャージせず、阿部2軍監督にこっぴどく怒られた。

 2軍のスローガンは「考動」。笠井が「(ネタを)考えていて頭痛くなるんすよ」とフル回転している“考動”力を、野球でももっと発揮すれば支配下登録も近づくはず。プレーでも声でもファンを沸かせてくれる姿を楽しみにしたい。(記者コラム・青森 正宣)

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