プロ野球「4・24開幕」目指す 斉藤コミッショナー「各球団で最大限の努力を」

[ 2020年3月24日 05:30 ]

<新型コロナ対策連絡会議会見>会議を終えて会見するJリーグ・村井チェアマン(左端)とNPB・斉藤コミッショナー(右端)(撮影・篠原岳夫)
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 プロ野球は23日、12球団代表者会議を都内で行い、4月10日以降に延期していた開幕を先延ばしして4月24日を目指すと決めた。同日にJリーグと合同で行われた「第4回新型コロナウイルス対策連絡会議」では、専門家チームから厳しい提言を受けた。観客については感染拡大防止のため大幅な入場制限が必要で、状況次第では5割以上、最悪の場合は8割近い入場者減も検討している。

 会議を終えた斉藤惇コミッショナーは、会見で「12球団一致して、4月24日に開幕を目指すことを決議した。各球団で最大限の努力をして何とか24日に開催にこぎつけたい」と話した。日々刻々と変化する新型コロナウイルスによる感染の状況。今後、オーバーシュート(感染者の爆発的増加)が認められる事態も想定される。できる限りの対策に万全を期した上で、斉藤コミッショナーは「医療体制が追い付かないようなことが起こったりしなければ、対応して(24日に)開催したい」との見通しを口にした。

 今月20日を予定していた本来の開幕より1カ月以上の先延ばし。当初から24日開幕の日程ではCSの短縮案などが議論されてきた。ただ仮に夏の東京五輪が延期となった場合は、7月21日~8月13日の中断期間に試合を組み込むことが可能になる。日本シリーズは当初の11月7日から21日開幕に繰り下げられることが決定的。この日は「五輪延期は考慮していない」(斉藤コミッショナー)と議題に上がらなかったが、中断期間の24日間を加えればCSを短縮せずに約1カ月遅れの開幕への対応が可能だ。

 次回の12球団代表者会議は4月3日を予定。今後も政府の見解なども踏まえ、「4・24開幕」を目指した議論を深めていく。

 《日程や会場にも影響》○…東京五輪が延期される可能性が出てきたことについて、シーズンとの絡みで会場使用や日程面での調整が必要となるプロ野球の斉藤コミッショナーは「いろんな影響が出てくる。会場は1年ぐらい前から固まっている。その調整もある」と指摘し、スタジアム確保を課題に挙げた。プロ野球とJリーグは今季は東京五輪期間のシーズン中断を決めていた。Jリーグの村井チェアマンは「延期される時期が本年中か来年か再来年かによって、備えが変わる。簡単にお答えできない」と話した。

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