日本ハム・西川“侍中堅”へ「人生懸ける」!“ポスト秋山候補指名”稲葉監督に応える

[ 2020年1月10日 06:00 ]

吉田正(左)と並んでティー打撃をする西川(撮影・坂田 高浩)
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 日本ハム・西川遥輝外野手(27)が9日、沖縄県内で阪神・糸井嘉男外野手(38)らと行っている自主トレを公開した。侍ジャパンの稲葉篤紀監督(47)が今月7日にレッズ入団が決まった秋山翔吾外野手(31)に代わる中堅手候補に自身の名前を挙げたことを受け、改めて東京五輪出場を狙うと宣言。また、メジャー挑戦に向けて長打力向上に取り組む考えも示した。

 五輪イヤーの幕開け。日本中が熱狂するスポーツの祭典を想像し、普段はクールな西川の口調が熱を帯びた。稲葉監督が新たな中堅手候補に「足が速くて選球眼もいい」と自身の名前を挙げたことを受け「光栄。メジャーは夢やけど、東京五輪は目標。年齢的にも脂の乗った年で、こんな機会はない。20年に爆発できるよう本当に死ぬ気で人生を懸けてやる」。ポスト秋山へ、強い決意を口にした。

 稲葉監督は、これまで侍ジャパンの中堅を守ってきた秋山の後継者として、ソフトバンク・柳田、巨人・丸の名前を挙げていた。両選手はともに一発を兼ね備える魅力があるが、西川には通算245盗塁の12球団屈指のスピードがある。自主トレでは、ランニングメニューで快走ぶりを披露した西川は「(代表に入れれば、打順、守備ともに)どこでもいい。五輪に行けたら人生が変わる。スポーツをやっていない人でも見るし、いろんな人が見て一番目に留まる」と五輪出場への執念をのぞかせた。

 早ければ今オフのメジャー挑戦を狙う27歳は、レイズ入りが決まった同じ和歌山出身の筒香に今月中に会ってメジャーの移籍話を聞く計画も披露した。同じ外野手の秋山も含めた契約の動向を注視していたといい「(2人から)長打力も評価されると聞いた。自分のスタイルじゃないかもしれないけど、夢のためにはそこも求めていかないといけない。これだけ(自主トレメンバーに)本塁打打てる人がいるんやから」と長打力向上に意欲。同じく自主トレを行う糸井やオリックス・吉田正から打撃理論を吸収する考えだ。

 もともとメジャーで評価される選球眼や出塁率には定評があり、あとはパンチ力が増して二塁打、三塁打が増えれば打者としての魅力が増す。「強く振ろうとするとボール球も振ってしまう。でも、去年もボール球はそんなに振ってないのでどんどん振っていった方がバッテリーも怖いのかなと思う」。夢のために、挑戦し続けることはやめない。理想とするスタイルが完成すれば、夢に近づくはずだ。(東尾 洋樹)

 ≪プレミア12は中堅・丸≫昨年のプレミア12で侍ジャパンの中堅を守ったのは丸。秋山の故障離脱で緊急招集されると、全8試合でスタメンを務めた。18年の日米野球の中堅スタメンは柳田4試合、秋山2試合の内訳。17年WBCはメジャーリーガーで唯一参加の青木が正中堅手だった。西川は昨年3月の強化試合メキシコ戦で侍ジャパンに初選出され、第1戦に「2番・中堅」で先発出場して3打数無安打だった。

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