ヤクルト村上 最強ハタチへ「3割、30本、100打点」宣言 東京五輪出場、そして日本一へ

[ 2020年1月10日 05:30 ]

ロサンゼルス近郊で自主トレを公開した村上(手前)と青木
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 ヤクルト・村上宗隆内野手(19)が8日(日本時間9日)、国内最強の二十歳への誓いを立てた。青木宣親外野手(38)らとの米国での自主トレを公開。メジャーでは昨季、ナショナルズのフアン・ソト外野手(21)が「最強の20歳」として34本塁打、110打点でワールドシリーズ制覇に導いたが、続けとばかりに「3割、30本、100打点」「東京五輪出場」「日本一」を掲げ、チームに貢献する決意を示した。

 まだ暗い早朝6時のランニングから汗を流し、たっぷりとカリフォルニアの朝日を浴びながら振り込んだ。引き締まった表情の村上は、二十歳の誓いを力強く語った。一つの目標が昨季「メジャー最強の20歳」として席巻したソトだった。

 「凄いバッターだと思う。そこに一歩でも近づけるように頑張りたい。メジャーは参考になる選手ばかり。動画サイトでいろんな選手の打撃を見てます」

 昨年10月に21歳を迎えたソトは、ナショナルズの不動の4番としてワールドチャンピオンに導いた。打率・282、34本塁打、110打点。同じ左打ちのスラッガー、学年にすればわずか1つ違いで、意識せずにはいられない存在だ。

 「個人では3割、30本、100打点が目標。それを達成することで、チームも優勝、日本一になれると思う」

 数字も、チームのタイトルも、ソトに匹敵するものを掲げた。昨年は36本塁打、96打点で10代での記録を次々と塗り替え、新人王に輝いた。その一方で、打率・231、リーグワーストの184三振と確実性は欠いた。「年齢は若いが3年目になる。チームを引っ張れる存在になれるように」と新たなリーダーへの高い自覚をのぞかせる。チームで長く主砲を務めてきたバレンティンはソフトバンクへ移籍した。打率3割という高い確実性を身につけ、打線の軸に座らねばならない。

 ブレーク前の昨年3月には、メキシコとの強化試合に臨む侍ジャパンに抜てきされた。シーズン中の7月末には東京五輪が開幕する。「凄く代表に入りたいという思いはある」と日の丸への思いも隠さず口にする。「代表に選ばれるため頑張るのではない。チームのために頑張りたい。その結果として選ばれるのは凄く光栄なことだし自信になる」。結果を積み重ねた先に栄光の瞬間を見据えた。

 日本時間元日深夜に米国に出発した。ロサンゼルスでは約3週間土台をつくる。「現役でやる以上、全てキャリアハイでやりたい。常に上を目指してやらないといけない」。2月のキャンプイン直後の2日に20歳を迎える。抑えきれない向上心をほとばしらせ、村上が「最強の二十歳」を目指す。

 《巨人・岡本超え最年少偉業へ》村上(ヤ)は今季が20歳シーズン。同年齢以下の打撃3部門のシーズン最多記録を見ると、本塁打は53年中西(西鉄=20歳)と昨年村上(19歳)の36本、打点は昨年の自身の96。最高打率は39年川上(巨=19歳)の・338となっているが、村上がいずれかの記録を更新するか。また、打率3割、30本塁打、100打点の最年少記録は18年岡本(巨)の22歳となっており、20歳で達成すれば最年少になる。

 ◆フアン・ソト 1998年10月25日生まれ、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身の21歳。15年7月にナショナルズと契約。18年5月20日のドジャース戦で19歳でメジャーデビューし、ナ・リーグ新人王投票で2位に入った。昨季は打率.282、34本塁打、110打点とブレーク。18年秋の日米野球では2本塁打を放った。1メートル85、83キロ。左投げ左打ち。

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