ソフトB・高橋純 爆食トレで5年目お変わり!「吉野家では牛丼2杯」1年間フル回転へ

[ 2020年1月10日 05:30 ]

キャッチボールを行う高橋純(撮影・中村達也)
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 ソフトバンク・高橋純平投手が9日、福岡県筑後市のファーム施設で自主トレを行い、今季は1年間1軍でフル回転することを誓った。オフは下半身のウエートトレーニングや白米の摂取量を増やすことで増量にも着手。ひと回り大きくなった体で5年目のシーズンに臨む。

 たくましくなった体つきで、軽快な動きを見せた。5年目を迎える高橋純は、椎野とともにキャッチボール、ノック、体幹トレーニングなどをこなした。「秋のキャンプが終わったときに、コーチの方からも“例年以上にオフの過ごし方が大事だぞ”と言われた。今年はスタート(開幕)が1週間早いので、早く仕上げていく」と力を込めた。

 4年目の昨季はプロ初勝利を挙げるなど中継ぎとして45試合に登板し、3勝2敗、防御率2・65の成績を残した。今季は先発転向も視野にトレーニングに励んでいるが「どうなるか分からない。中継ぎなら50試合は超えたい」と目標を掲げた。

 1年間を乗り切るために、オフには下半身のウエートトレーニングに加え、食トレにも取り組んでいる。「白米をとにかく食べるようにしている。焼き肉に行っても肉より白米。吉野家では牛丼2杯とか食べてます」。体重は秋季キャンプ終了時から5キロ増の86キロ。「理想は筋肉で大きくして88~90キロくらい。そうなったときにどういう球が行くのか」と話した。

 きっかけは昨秋キャンプだった。食事会場では先輩投手の食事量に驚かされ「(東浜)巨さんや(岩崎)翔さんは凄い食べていた。食べてトレーニングをすればいい体になると思った」。昨年はシーズン途中に疲れが出てパフォーマンスが低下したことから「ウエートはシーズン中も頑張ってできるようにしたい」と継続する構えだ。

 ドラフト2位・海野(東海大)や同5位・柳町(慶大)ら同学年の大卒新人もチームに加わる今季、高橋純は「(同世代に)負けるわけにはいかない」と決意を新たにした。(川島 毅洋)

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