侍ジャパン稲葉監督 逆転負けも前向く「切り替えて、攻めの気持ちを忘れずに」

[ 2019年3月9日 23:03 ]

侍ジャパンシリーズ   日本2―4メキシコ ( 2019年3月9日    京セラD )

<メキシコ・日本>4回1死一、二塁、生還した吉田正を出迎える稲葉監督(中央)ら(撮影・北條 貴史)
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 侍ジャパンは序盤からリードを奪って、先発投手が好投する理想の滑り出しを見せたが、終盤に逆転を許して強化試合初戦を飾れなかった。

 稲葉監督は試合後「メキシコはバッターも振れていたし、ピッチャーも強い球を投げていた。手ごわい相手になという印象ですね」と振り返った。

 2点を追う9回には1死一、二塁から右飛で一走の京田がタッチアップで二塁を狙ったが、間一髪タッチアウトとなり試合終了。指揮官は「積極的に次の塁を狙うという姿勢もあった。失敗した部分もあるが、トライしようと、消極的になるのは良くないので切り替えて、攻めの気持ちを忘れずにいこう」と、終了直後に声を掛けた。

 攻撃陣については「先制点を取っていい展開になったが続かなかった。打順の組み方が違っていたのかなと、自分の反省ですね」と語り、投手陣は「持ち味を十分出してくれた」と及第点を与えた。10日の第2戦には「切り替えてもう一度勝つということを確認してやっていく」と必勝を期していた。

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