阪神また勝てず…1点リードの9回に“落とし穴”球児が誤算

[ 2019年3月9日 15:42 ]

オープン戦   阪神3―3日本ハム ( 2019年3月9日    甲子園 )

オープン戦<神・日>9回1死三塁、谷内に同点の適時打を許した藤川(撮影・山口 和洋)
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 オープン戦開幕から5連敗中で12球団で唯一白星がない阪神は9日、甲子園で日本ハムと対戦。1点リードの9回に藤川が谷内に同点適時打を浴び、3―3の引き分けに終わった。6戦目も待望の初勝利とはならず、オープン戦の成績は0勝5敗1分けとなった。

 前5試合でチーム打率・186と苦しんでいた打線は日本ハム先発の斎藤佑には2回無安打と抑え込まれたが、3回から登板した新外国人バーベイトを攻略。先頭の木浪が二塁打で突破口を開くと、1死二、三塁から上本が先制の2点二塁打を放った。

 先発の岩貞は4回2安打無失点と圧巻の投球を見せたが、6回に2番手の浜地が大田、中田に一発を浴びて同点に。それでも、7回1死二塁から6番・鳥谷が勝負強く中前適時打で勝ち越し点を叩き出した。

 ところが、1点リードの9回に登板した新守護神候補・藤川が誤算。先頭の谷口に投手強襲安打を許すと、犠打と暴投で1死三塁となり、谷内に右前適時打を浴びた。試合はそのまま引き分けに終わった。

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