大谷 手術後初、スローイング練習再開 計60球 最長12・2メートル

[ 2019年3月9日 02:59 ]

<エンゼルスキャンプ>キャッチボールする大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が8日(日本時間9日)、昨年10月に受けた右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)後、初めてスローイング練習を再開した。

 午前10時にグラウンドに現れ、今キャンプ初めて投手陣にまじってウオーミングアップを開始。同20分頃からマイナーリーグのジョーダン・オセゲラ・ピッチングアナリストを相手にキャッチボールを始め、20フィート(約6・1メートル)の距離で20球、そこから最大40フィート(約12・2メートル)の距離まで延ばし30球、最後はクールダウンで10球を投げた。その後は初めて屋外で軽めのランニングで体を動かした。

 投手のトミー・ジョン手術後のキャッチボール再開は4〜5カ月後が目安。大谷はすでに術後、5カ月以上経過していた。今後は4〜5月と予測される打者復帰を目指しながら、同時並行で投手のリハビリも進めていく。

 この日の練習前にブラッド・オースマス監督が「すごく短めの距離、軽めに60、70球ほど投げる」と明かしていた。また、指揮官は「今季、試合で投げることはない。(投手のリハビリ中は)打つ練習は軽めになる」とあらためて説明した。

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2019年3月9日のニュース