広島・西川、開幕スタメンに意欲「状態は4年目で一番いい」

[ 2019年3月9日 05:30 ]

広島・西川
Photo By スポニチ

 4年目の広島・西川龍馬内野手(24)が8日、自身初の開幕スタメンに意欲を燃やした。「3番・センター」を巡って野間、坂倉らと攻守でしのぎを削る今春。安定した打力が買われ、現状ではポスト丸の筆頭候補に挙げられる。3・29開幕巨人戦でぶつかる菅野にも通算打率・375と好相性。「開幕にスタメンで出たい」と力を込めた。

 体を大きく動かしてバットを振った。福山・下関遠征を前に行われた本拠地での全体練習。西川はフリー打撃を終えると、ロングティーにも汗を流した。大きなスイングで、ボールをバットに乗せて運ぶ感覚を養う練習。表情は明るい。

 「体の状態は4年目で一番いい。去年なんて、この時期はまだタイミングが全然取れていなかったので」

 自主トレ効果を自認する。新春1月に徳之島で日本ハム・近藤と初めて合体。希代のヒットメーカーとハードな練習をこなしたことで、技術はもちろん、体力面でもプラスの効果を実感した。それが今春の順調な歩みにつながる好循環だ。

 「3年目まではキャンプから(体を)つくり始める感じだったけど、今年は1月の早い段階から結構な練習をやった。だからスムーズに入れたかな…と」

 野間、坂倉らと定位置争いの渦中にある。丸の移籍で空いた3番・センター。西川は、ここまで対外8試合のうち6試合で中堅守備に就き、目下2試合連続で3番を担う。競争の行方は予断を許さないが、現状では打力で一歩リードする。

 「要は、どこを守るか。守れたらどこかの打順に入れる。打順どうこうより、試合に出ないと話にならない」

 登録は内野手でも、現状で軸足を置くのは外野守備。中でも注力するのはセンターだ。「サードはもうない。今は外野に集中しているし、実戦で慣れていくしかない」。高校、社会人時代は3番打者。定位置奪取の成否は守備がカギを握る。

 9日のDeNA戦は福山が舞台。思えば2年前の春、当地でのオープン戦で自打球を右膝に当て開幕を棒に振った。「福山には苦い思い出がある」と苦笑するが、立場が立場だけにアピール中断は許されない。

 「打順は何番でもいい。とにかく開幕戦にスタメンで出たい」

 9日も3番・センターが濃厚。24歳のチャンレンジは続く。(江尾 卓也)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年3月9日のニュース