日本ハム田中賢「賢介塾」開講へ 現役ラストイヤー キャンプで若手サポート

[ 2019年1月8日 06:07 ]

札幌市内の室内練習場で自主トレを行った日本ハム・田中賢
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 「賢介塾」を開講する!プロ20年目を迎えた田中賢介内野手(37)が7日、札幌市内の室内練習場で2日連続で自主トレを実施。昨年12月に今季限りでの現役引退を表明したベテランは、2月の沖縄国頭村での春季キャンプでは若手にできる限りアドバイスを送ることで成長をサポートする意向を示した。

 今季限りでの現役引退は決まっていても、オフ期間にやることに変わりはない。2月のキャンプに向けて黙々と汗を流した田中賢は、成長途上の若手に向けた思いを吐露した。

 「自分も20歳ぐらいの時はなかなか先輩にアドバイスを求めることができなかった。遠慮や混乱したくない、という思いもあった。だから何か聞かれれば若手が混乱しないように、うまくアドバイスが送れたらいいです」

 本拠地を東京から北海道に移転した04年以降、5度の優勝を全て経験。前回Vの16年は正二塁手で全143試合に出場した。ここ2年は出場機会が減り、昨年12月には札幌市内の球団事務所で「できると思ってることと、実際できてることのギャップが多くなってきた」と19年限りでの現役引退を表明も、まだまだ勝負強い打撃と堅実な守備は健在。「(引退を表明すれば)若手も聞きに来やすいと思う」と話すなど2月の沖縄・国頭での2軍キャンプでは、これまで以上に技術や知識を若手に伝授する意向だ。

 自身も先輩に助けられてきた。「レギュラーになってから先輩に聞きやすくなった」という田中賢は現在も向上心は衰えていない。「1打席のみの代打は本当に難しい」と話していた昨年も、交流戦期間の巨人戦(5月29〜31日)で日本ハム時代に代打の切り札として活躍し、当時の巨人打撃コーチだった二岡智宏氏(現BC富山監督)の元に足を運び「代打の心得」を聞いた。

 日本で積み重ねた安打は1460。百戦錬磨の男は若手をサポートしつつ、3年ぶりのV奪回にも貢献する。 (山田 忠範)

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