阪神・矢野監督 1年目に懸ける思い激白「“オレがヤル!”という気持ちで」

[ 2019年1月8日 06:08 ]

年賀式で乾杯する(左から)揚塩球団社長、矢野監督、谷本球団本部長(撮影・成瀬 徹)     
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 阪神・矢野燿大監督(50)が7日、西宮市内の球団事務所で開かれた年賀式に出席し、球団職員に対して現場との共闘を求めた。編成、営業、総務など各部門の職員が一堂に会した機会。新年のあいさつで就任1年目の今季にかける熱い思いを明かした。

 「ここにいる皆さんもタイガースを強くしてやるという風に思ってもらえれば、僕たちも強くなっていけると思います。僕らは先頭に立ってチームを引っ張っていきながら“オレがヤル!”という気持ちで今シーズンを戦っていきたい」

 力強い所信表明で一丸を強調した。フロント、現場など球団全体での協力を熱望。チームスローガンの「ぶち破れ!オレがヤル」にも込められていたメッセージだ。力を結集した総合力で挑むことが常勝チームの形成につながると信じ、他球団を圧倒する熱狂的なファンの力も絶対必要であると説いた。

 「僕たちだけで強いタイガース、野球ファン、タイガースファンの皆さんに喜んでもらえるチームを作れるとは思っていません」

 正月気分は一掃し、既に気持ちは今季に向かう。「いよいよ始まるんだな…という大きな期待を持って新年を迎えています」。昨年末の時点で補強も完了し、これからは現場の手腕が試される時期を迎える。「(福留)孝介とか(糸井)嘉男は普通に考えて出てくると思うし、でも、それは俺の思いだから。うちのチームに必要なのは競争」。チームの軸にベテラン2人を指名しながらも選手間の競争心をあおることは忘れない。

 正月の初夢について「何か変な夢を見たな…」と苦笑した後、表情を一変させて誓った。「優勝が夢っていう風になるんじゃなく。優勝を実現できるように頑張っていきたい」。猛虎逆襲の2019年は始まった。(山本 浩之)

 《矢野監督語録》

 ▼お正月 家族とゆっくりできて、のんびりしていたけどね。年が明けると、野球の頭というか、緊張感も多少は出てきたりしている感じで「始まるな」という気持ちになってきている。

 ▼気持ちも新たに 俺だけやるぞと言ってもね。今日も言ったように、みんなに力を貸してもらって、選手みんなをそういう思いに持っていけるのが、いいチームになっていくことだと思うから。そういうムードというか、そういうのは作っていきたい。ずっとファンを喜ばせたいと言っているのは、もちろん変わらない。俺ら自身も喜びたいしね。一緒になって。そういうふうにやっていけるように。ずっと言っているけど。

 ▼競争の中でもチームの軸は… 孝介とか糸井も安心させないようなチームが大事だから。結果的に孝介とか嘉男が野手の中で軸になっている年になるかもしれないし。でも、1年間終わって振り返った時に、やっぱりあの2人を脅かすような誰かが出てきたよな…ってなった時に、その2人の頑張りがより出てくると思う。逆に言うと、誰が出てきても面白い。伸びしろもあるし。ベテランの意地もあるし。それはすごい楽しみ。

 ▼初夢は… 初夢、何か変なん見たで。年明けてから見るようになったで。夢、ほんま覚えてないんやけど。それまで体も頭もリラックスしてたと思うし。家族と過ごしてる時は。年明けて、昼寝とかしてるときも、何か変な夢を見たな…とか。そういうのも自分の気持ちの変化というのがあるかもしれない。

 ▼球団職員の力も重要 (スローガンも)選手、監督、コーチだけのものにしたくなかった。思いって、一人よりみんなで思った方が絶対に強いものに変わっていけると思うしね。みんなの力を借りながらね。そうすればいいチームができていくんじゃないかな。

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