阪神ドラ1近本は入寮せず 自宅で夫人のサポート受ける

[ 2019年1月8日 05:30 ]

大阪ガスのグラウンドで自主トレを公開した近本(撮影・大森 寛明)
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 阪神のドラフト1位・近本光司外野手(24=大阪ガス)が7日、西宮市内の大阪ガス今津総合グラウンドで自主トレを公開した。新人6人が入寮する中、既婚者であることから家族と話し合って入寮しないことを選択。従来以上に食事による栄養摂取を意識し、アスリートフードマイスターの資格を持つ未夢(みゆ)夫人(24)のサポートのもと、1日4食の独自メニューで春季キャンプへ準備を進める考えを明かした。

 新人選手の入寮日。近本は虎風荘ではなく大阪ガスのグラウンドで自主トレに励み、未夢(みゆ)夫人との二人三脚を思い描いた。昨年3月に結婚し、12月に挙式。既に西宮市内で同居生活を始めていることから入寮を見送り、9日に始まる新人合同自主トレにも“マイカー通勤”を決めた。異例の形で挑む1年目。頼りにしたのは愛妻の手助けだ。

 「寮に入っていたら、栄養士さんがバランスよく作っていただけると思いますが、寮に入らないとなると栄養面は一番変わってくるかなと思うので、話し合っていきたい。バランス良く栄養を取らないといけないと思うので、炭水化物もタンパク質もビタミン、ミネラルもしっかり取らないといけないと思う。脂質も取らないと体は大きくならないので、バランス良く取っていこうと思います」

 中学の同級生で10年間の交際を経て結ばれた未夢夫人は昨秋ドラフト前に「アスリートフードマイスター」の資格を取った。ロッテ・涌井の妻でモデルの押切もえやメジャーリーグ・ヤンキースで活躍する田中将大の妻・里田まいらも取得していて、そんな先見の明も頼もしい。「相談して献立を決めたい」と食にこだわる近本にとっては大きなサポートを得られる存在だ。

 当時投手だった大学入学直後に肩や肘を故障したことから栄養学の本や講演などに関心を持ち始めた。「大学の時は母親とメニュー考えた。社会人になっても寮生活の時はどういうものを作っていたかとか…」。体が資本ということを思い知り、食事面から見つめなおした。既に1日4食を実践し、運動量に合わせた体調管理も徹底してきた。

 「1回の食事の量を増やすというより、回数を増やすのを意識しています。動く量が増えてくれば、食事の量も増やさないと体重も減るので」

 地元の淡路島などで取り組んできた個別の自主トレは打ち上げ、8日からは拠点が鳴尾浜球場へ移る。「一日一日が勝負になるので、自分がやりたいことを大切にしていきたい」としっかり見据えた。(長谷川 凡記)

 ▽アスリートフードマイスター 株式会社アスリートフードマイスターが認定する民間の資格。アスリートのパフォーマンスを最大化するために、年齢別、競技別、タイミング別に最適な食プログラムを提供する人材を養成する。3級から1級まであり、累計受講者数は1万6103人(18年11月30日現在)。ロッテ・涌井の夫人でモデルの押切もえ、ドジャース・前田の夫人でタレントの前田早穂も取得している。

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