大谷、右肘じん帯損傷も2発4安打大暴れ!17、18号で松井超え、城島に並んだ

[ 2018年9月6日 12:19 ]

ア・リーグ   エンゼルス9―3レンジャーズ ( 2018年9月5日    アーリントン )

<レンジャーズ・エンゼルス>8回1死一塁、右中間に18号2ランを放つ大谷(撮影・会津 智海)
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 右肘じん帯に新たな損傷が見つかったエンゼルスの大谷翔平投手(24)は5日(日本時間6日)、敵地でのレンジャーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、5回の第3打席で2試合連発となる17号ソロ本塁打を放つと、8回には18号2ラン。日本選手のメジャー1年目の本塁打数で、03年の松井秀喜(ヤンキース)の16本塁打を抜き、最多記録の06年の城島健司(マリナーズ)の18本塁打に並んだ。大谷は4打数4安打3打点、4得点1四球の大活躍で、9―3の勝利に貢献した。

 初回の第1打席は四球、3回は45歳のメジャー最年長右腕コローンから三塁内野安打を記録。5回、先頭で迎えた第3打席では、この回から登板した2番手右腕ビベンズダークスの速球を捉えて右翼席へ運んだ。7回は3番手の左腕ペルハムから中前打を放ち、次打者シモンズの打席で今季7個目となる二盗に成功。シモンズの適時打で生還した。

 8回の第5打席では1死一塁から、4番手右腕バトラーの変化球をフルスイングし、打球は右翼席最へ飛び込む18号2ランとなった。

 この日の試合前、エンゼルスは大谷の右肘の内側側副じん帯に新たな損傷が発覚したと発表。じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)が必要となる見通しを示した。9日のホワイトソックス戦が見込まれていた先発登板は見合わせるもようだが、打者としての出場は可能。

 大谷は前日のレンジャーズ戦では6回に右翼席へ16号ソロをマーク。メジャーでは苦しんできた左投手から初アーチとなった。

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