小宮山氏、早大監督を引き受けた理由 「野球部への恩返ししかない」

[ 2018年9月6日 14:18 ]

次期監督就任会見で報道陣の質問に答える小宮山氏 (撮影・白鳥 佳樹)
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 早大野球部の次期監督就任が決まった小宮山悟氏(52)の就任会見が6日、東京・新宿の同校大隈会館で行われた。

 8日の秋季リーグ戦開幕直前の就任発表。会見には小宮山氏と川口浩野球部長が出席した。同部長は就任の経緯について「現監督の高橋さんが今季で任期満了で勇退される。野球部OB会(稲門倶楽部)に次期は誰がいいかと話している中で、小宮山さんを推薦され私も直接会ってお願いした。大学の人事で、小宮山さんにやっていただくというのが正式に決まったのが(9月)3日。5日に部員を集め説明してマスコミの皆様にもお知らせした」と説明した。

 今回の直前会見についても「高橋さんと相談する中で、シーズン前にやってかまいませんと了解をいただき、部員にとって何が一番いいタイミングなのかを判断して発表させていただいた」と話した。

 早大野球部第20代監督となる小宮山氏は「どういうチームにするかは監督に就任してからお話します。今は秋のリーグ戦に稲門倶楽部副会長という立場で高橋監督を全面バックアップしたい。監督を引き受けたのは野球部への恩返ししかありません」と、エンジのネクタイを締めた同氏は解説と同じようにわかりやすく話した。プロの世界で117勝を挙げた理論派が早大の復活を担うことになる。

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2018年9月6日のニュース