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松井氏絶賛!“俺よりすごい”大谷、逆方向への長打力

ア・リーグ   エンゼルス2―4レンジャーズ ( 2018年9月4日    アーリントン )

<レンジャーズ・エンゼルス>6回無死、右中間ソロを放つ大谷(撮影・会津 智海)
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 ヤンキースで1年目の03年に16本塁打を放った松井秀喜氏(44=ヤ軍GM特別アドバイザー)が、ペンシルベニア州スクラントンでスポニチ本紙の単独インタビューに応じ、エンゼルス・大谷の打撃を絶賛した。連続写真を見ながらフォームを分析。パワー、技術の両面で自身のルーキーイヤーよりも「優れている」と語った。(構成・大林 幹雄)

 ――大谷の打撃に関して良い部分は?

 「まず、打つ瞬間、トップのバットの位置が体から離れていて捕手寄りにちゃんと取れていることですよね」

 ――俗に言う“距離が取れている”状態。

 「それがあるからこそセンターから逆方向に飛距離が出る。体の使い方というのは骨格などによって違いますが、彼の場合は強さと柔らかさを両方持っている。写真を見ただけで分からない部分もありますが、そんな感じはします」

 ――他には?

 「下半身でそんなに反動というか勢いをつけて打っていない。それでもうまくタイミングを取って、強い打球を打てるというのは、彼の身体的能力と技術的能力が高いということだと思います」

 ――技術力とは?

 「投球に対する対応能力が高い。もちろん体の強さもあるし、柔らかさも。そこからパワーが生まれるんじゃないでしょうか」

 ――逆方向に打てるのも技術の高さ。

 「逆方向に打てるというのは、今の野球に必要なことです」

 ――それはメジャーの手元で動く球への対応力?

 「はい。長くボールを見るというのは一番必要なこと。そうなると、自然と逆方向に飛びます。なおかつ、逆方向に強い打球を打てる。確率も(高く)、なおかつ長打を打てるということは、彼の素晴らしい特徴ですよ」

 ――フォームで特徴的、個性的な部分は?

 「トップの形がいいと思いますね。この形ができているからこそ、ボールを長く見ることができて、逆方向に打てるんだと思います。逆方向に飛ぶのは彼のパワー。体の使い方とかパワーですから。でも、ボールを長く見る要因をつくるというのは、そういうこと(フォームの長所)だと思います」

 ――ここまで大谷が残してきた成績について、どう見ているか。

 「やっぱり長打力は凄いですよね。日本人という中では、ずばぬけているのではないでしょうか。遠くに飛ばすという意味では」

 ――同じ左打者で活躍した松井氏と比べてもか?

 「いやいやいや。距離的には、彼の方が出るのではないでしょうか。私はしかも、特に最初は逆方向に打つのはうまくなかったので。彼は既にできていますよね。だから、来た時点で私より優れていると思いますよ。彼の方が若いですしね」

 ――まだ24歳。今後にも期待できる。

 「彼がいろいろと経験していって、そこで何かを感じて、彼なりに試行錯誤をしていくでしょう。これからも野球ファンを楽しませてほしいと思います」

 ≪現在2A&3Aで指導≫松井氏は15年から4年連続でヤンキースの球団特別アドバイザーを務めている。実質的にはマイナー巡回コーチの役割で、傘下2Aトレントン、3Aスクラントンの選手の指導が中心。既にレギュラーシーズンは終了しているが、今年は13年のドラフト2巡目入団で、今季2Aに初昇格した加藤豪将の指導にもあたった。

[ 2018年9月6日 07:05 ]

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