大阪桐蔭、好データで好投手攻略 指揮官「しっかり叩けた。甲子園が打たせてくれた」

[ 2018年8月18日 10:59 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第14日準々決勝   大阪桐蔭11―2浦和学院 ( 2018年8月18日    甲子園 )

<浦和学院・大阪桐蔭>中川(右)らと笑顔で言葉をかわす大阪桐蔭・藤原。左は根尾(撮影・北條 貴史)
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 4本の本塁打など投打で圧倒して優勝候補同士の対決を制した大阪桐蔭。2試合連続完封で勝ち上がった浦和学院の投手陣を打ち崩し、試合後の西谷監督は「しっかり叩けたことが長打につながった。甲子園が打たせてくれた」と振り返った。

 5回に1点差に迫られたが、直後の6回に3連続タイムリーなどで一挙6点。攻撃前には「絞り球をしっかり絞っていこう」と指示を出していたという。好投手を攻略し「今大会ではデータ班がいいデータをとってくれているので、それを生かそうと」と指揮官。「コーチ陣、スコアラー、データ班のおかげです」と裏方をねぎらうことも忘れることはなかった。

 「強いチームに食らいついていったあかし」(西谷監督)の4年ぶり4強。史上初2度目の春夏連覇まであと2勝とし「あす(19日)しっかり休養し、しっかり練習して臨みたい」と準決勝を見据えた。

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