済美、接戦制し14年ぶり4強 3番芦谷が決勝打

[ 2018年8月18日 12:23 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第14日・準々決勝   済美3―2報徳学園 ( 2018年8月18日    甲子園 )

<済美・報徳学園>5回1死満塁から済美・芦谷が右前に勝ち越し適時打を放つ(撮影・成瀬 徹)
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 第100回全国高校野球選手権大会の第14日は18日、甲子園球場で準々決勝が行われ、第2試合は、済美(愛媛)が報徳学園(東兵庫)に3―2で勝利し、準優勝した04年以来14年ぶりの4強進出を決めた。

 済美は、初回1死から中井が右前打で出塁すると、続く芦谷がすかさず投前犠打。2死二塁とし4番・池内主将が左前適時打を放ち1点を先制した。同点で迎えた3回は越智の右前打、矢野の中前打、中井の四球などで1死満塁とし、3番・芦谷が代わった直後の報徳学園2番手・木村から右前適時打して1点を勝ち越した。9回2死二塁からも芦谷が中前適時打して1点を追加した。

 投げては今夏、初登板となった背番号5の先発・池内主将が4回1/3を投げ5安打1失点と粘投。エース山口直は5回1死一、三塁からマウンドに上がり、小園を空振り三振、村田をニゴロに仕留め、この回を無失点。6回以降も低めを丁寧につく投球で4回2/3を3安打1失点に抑え、チームを勝利に導いた。

 報徳学園は1点を追う2回2死二塁から羽渕が中前適時打を放って同点。5回に勝ち越され、9回に追加点を許したが、2点を追う9回、先頭の4番・神頭が左前打で出塁し、続く5番・糸井の左越え適時二塁打で1点差。しかし、後続が凡退し、あと一歩及ばず10年以来8年ぶりの準々決勝進出はならなかった。

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2018年8月18日のニュース