メジャー12球団視察も…雄星3敗目「粘りきれなかった」

[ 2018年8月18日 05:30 ]

パ・リーグ   西武3―5日本ハム ( 2018年8月17日    メットライフD )

<西・日>7回2死三塁、近藤に中前適時打を浴びガックリの菊池(撮影・三島 英忠)
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 勝負どころで痛打を浴びた。西武・菊池が7回11安打4失点で3敗目。3年連続の2桁勝利もお預けとなり「全体的に調子はよかったけど、大事な場面で粘りきれなかった。申し訳ないです」とわびた。

 3―2と初めてリードした直後の7回2死三塁。近藤にこの日の最速156キロで追い込んだ後、126キロのカーブを中前へ運ばれて同点。さらに2安打を許し逆転された。

 大リーグ公式サイトで来季からメジャーでプレーする可能性があると報じられ、この試合もメジャー12球団から18人のスカウトが視察に訪れた。その中で右足の上げ方を変えるなど工夫し「一つ一つの球種は最近ではよかった」としたが10勝目に届かなかった。

 連敗でジワリとゲーム差を詰められた辻監督は「打者への圧力が、いいときと比べたらおとなしい感じがする」とエースの投球を振り返った。 (春川 英樹)

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2018年8月18日のニュース