スカパー!サヨナラ賞 18年7月 広島下水流、楽天山下

[ 2018年8月18日 05:28 ]

逆転サヨナラ2点本塁打を放ち、玉木コーチ(左)と大喜びでハイタッチをかわす下水流(撮影・北條 貴史)
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 【18年7月スカパー!サヨナラ賞】セは広島の下水流昂外野手(30)が「18年3・4月」以来2度目の受賞。パは楽天の山下斐紹捕手(26)が初受賞。

 下水流は7月20日に本拠地で行われた巨人戦で、延長10回に逆転サヨナラ2ラン。4月19日ヤクルト戦で延長12回にサヨナラ右安打しているが、サヨナラ本塁打はプロ入り初めてのことだった。

 この日は10回裏2死からの劇弾。あと1人で敗戦の場面から逆転本塁打を放ったのはチームでは10年8月27日巨人戦で天谷が11回に逆転3ランして以来8年ぶり。

 「真っすぐだけは絶対に打とうと思っていた」と喜んだ。

 山下は7月24日の日本ハム戦で延長11回にプロ1号となるサヨナラ2ラン。外国人を除き、プロ初アーチがサヨナラ弾は昨年8月18日DeNA戦でマークした巨人・宇佐見以来33人目。楽天では初めてだった。

 昨オフにソフトバンクからトレードで加入した山下は、玉井の内角への128キロカットボールを強振すると、打球は右翼席中段に届いた。「思い切って打つしかないと思っていた。感触は完璧でした。凄くうれしい」。プロ8年目で初の本塁打がサヨナラ弾。ウオーターシャワーを浴び、表情をほころばせた。

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