上原 侍ジャパン守護神候補に浮上 トップクラスの評価

[ 2016年10月17日 04:50 ]

侍ジャパンの守護神候補に浮上したレッドソックスの上原(AP)
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 レッドソックスの上原浩治投手(41)が来年3月のWBCに出場する侍ジャパンの守護神候補に挙がっていることが16日、分かった。

 関係者の話を総合すると、13年に守護神としてレ軍をワールドシリーズ制覇に導いた実績や経験を高く評価。選考は11月以降に行われるもようだが、守護神候補の中でもトップクラスに位置付けられているという。小久保監督は今夏に大リーグを視察した際にチームの課題として「救援投手」を挙げていた。

 今季の上原は右胸筋痛で一時離脱したが、9月の復帰後はポストシーズンも含め13試合で無失点と抜群の安定感を発揮。今オフに2年契約が満了してFAとなるため、本人の意向をくんだ上で招集に動くことになる。WBCには06年の第1回大会に先発投手として世界一に貢献。メンバー入りすれば、今度は絶対的な守護神として世界一奪回への大きな戦力となる。

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2016年10月16日のニュース