広島・岡田 ドラ1先発対決勝った 4失点も「踏ん張って」

[ 2016年10月16日 05:30 ]

セ・リーグCSファイナルS第4戦 ( 2016年10月15日    マツダ )

<広・D>岡田はウイニングボールを手に最後を締めた中崎(右から2人目)とグータッチを交わす
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 広島・岡田が苦しみながらも5回4失点と試合をつくり、DeNA・今永とのドラフト1位先発対決で白星をつかんだ。6―0の2回に自らの失策をきっかけに2失点。3回には梶谷に2ランを浴びた。

 「立ち上がりにしっかり投げられたので、ちょっとホッとしてしまった」。気の緩みで崩れかけたが4、5回は無失点。招待した母校・大商大の富山陽一監督に、ぶざまな姿は見せられなかった。日本シリーズも先発を任される見込みで「立ち上がりに気をつける、先頭を斬る、ということを当たり前にできるようにしたい」と誓った。

 ≪菅野(巨)以来4人目≫新人の岡田(広)がCS初登板初先発で勝利。ルーキーのプレーオフ、CS勝利は15年ファーストS第2戦の有原(日)が中継ぎで挙げて以来。先発では13年ファイナルS第2戦の菅野(巨=完封)以来4人目(5度目)になる。この日はDeNAの先発もルーキーの今永。日本シリーズを含めポストシーズンで新人同士が先発で投げ合ったのは今回が初めてだ。

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