上宮太子17年ぶり2度目V 広島・黒田も走った「いもこロード」で復活

[ 2016年10月16日 19:52 ]

秋季大阪大会決勝 ( 2016年10月16日    舞洲 )

17年ぶり2度目の優勝を飾った上宮太子
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 「いもこロード」で復活Vだ! 上宮太子が大阪府内23連勝中だった履正社を投打で圧倒した。亀井善行(巨人)を擁した1999年以来17年ぶり2度目の優勝だ。就任6年目の日野利久監督(48)は「何とかこの子たちに甲子園を見せてやりたい」と22日開幕の近畿大会をにらんだ。

 最速143キロ右腕の森田輝投手(2年)が9回を被安打7の10奪三振、3失点と力投。「よく切れた」という縦のスライダーを効果的に織りまぜ、強力打線に立ち向かった。春の私学大会で敗れた相手に気迫の157球で雪辱。「負けてはいられない気持ちだった」と汗をぬぐった。

 今大会のチーム本塁打は0本だが、計8試合で71得点。指揮官は「長打は出ませんが、みんながしつこく食らいついた」と称えた。3番を打つ中山泰斗主将は今大会で計19安打を放った。「後ろにつなぐ意識です。みんながしっかりつないでいけた」と胸を張った。

 兄弟校の上宮は、広島・黒田の母校。練習場に近い科長神社南側の丘に小野妹子の墓と伝えられる小さな塚があり、黒田も走り込みを繰り返した場所で部員は足腰を鍛えてきた。森田は「黒田さんもよく走ったと聞きます」とうなづいた。

 『輝』と書いて『ひかる』と読む。「大舞台で光り輝くように」―。来春、節目の創部20年目を迎える。17年ぶりの選抜切符獲得へ、背番号1は近畿大会でも力の限り腕を振る覚悟だ。

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