東京五輪、福島県営あづま軸に検討 復興の象徴に

[ 2016年9月21日 05:30 ]

福島県営あづま球場

 20年東京五輪の追加種目に決まった野球・ソフトボールを福島県で開催する案を巡り、会場の候補に名乗りを上げている福島、郡山、いわきの3市のうち、福島市の県営あづま球場での開催を軸に検討が進んでいることが分かった。

 東京電力福島第1原発事故により海外では「福島」という名前が広く知られ、原発事故と東日本大震災からの復興五輪の象徴として風評払しょくに効果的だとの見方が出ている。主会場は横浜スタジアムで固まっており、福島県では野球とソフトボールの日本戦各1試合を実施する方向で調整している。

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2016年9月21日のニュース