カブス ヘンドリクスがノーノー逃がす 9回先頭打者に痛恨被弾

[ 2016年9月13日 13:42 ]

<カージナルス・カブス>9回、先頭打者のハゼルベーカー(後方)に右越えソロを許したカブスのヘンドリクス (AP)

ナ・リーグ カブス4―1カージナルス

(9月12日 セントルイス)
 カブスのカイル・ヘンドリクス投手(26)は12日(日本時間13日)のカージナルス戦に先発。8回まで相手打線を無安打無得点に抑えていたが、9回の先頭打者に本塁打を浴び、大記録を逃がした。

 ヘンドリクスは快挙達成まであと3アウトとなった9回、先頭のハゼルベーカーを2球で追い込むと、3球目はチェンジアップを選択。しかし、これがやや甘く入り、快音を残した打球はライトスタンドへと消えた。

 ここでマドン監督は守護神のチャプマンをコール。ヘンドリクスは96球でマウンドを降り、メジャーリーグの歴史にその名を刻むことはできなかった。それでも、15勝目をマークした右腕は「とても特別な登板となり楽しかったよ」と試合後に笑顔。「失投があっても打たれないことがあるが、きょうはそんなマウンドだったね」とコメントを続けた。

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