角中 イチロー級“独走首位打者”なるか 2位に3分2厘差

[ 2016年9月13日 10:55 ]

ロッテの角中

 ロッテの角中勝也外野手(29)は12日現在、打率・345でリーグトップ。2位とは3分以上の開きがある。現役屈指の安打製造機が自身2度目の首位打者をほぼ確実なものにしている。 (記録課・宮入 徹)

 角中の独走が始まったのは5月25日から。同日ロッテの試合はなかったが、前日まで打率1位の岡島(楽)が西武戦で数字を落とし、入れ替わった。以後、角中は一度も首位の座を譲っていない。

 今季はここまでチーム全試合に出場。パで全試合に出場し首位打者を獲得すれば13年長谷川(ソ)以来7人目(11度目)だ。4年前の12年に角中は打率・312で自身初の首位打者を獲得。2位の中島(西=・311)とは1厘差しかなく薄氷のタイトルだった。対照的に今季は2位の西川(日=・313)に3分2厘の大差。パの全試合出場の首位打者で2位に3分以上の差をつけたのはイチロー(オ)が4度記録(最高は130試合制94年の6分8厘差)しているだけ。角中がこの差をキープできればリーグ2人目になる。

 角中の打撃の特長は鋭い打球を広角に打ち分けること。今季はリーグ最多の164安打をマーク。内野安打を除くと左翼方向45本、中堅方向47本、右翼方向61本と、偏りが少ない。半面、本塁打は7本と一発狙いはしない。前回首位打者になった12年も本塁打は3本だけ。2リーグ制後、1桁本塁打で2度以上首位打者になれば初めてだ。

 今季角中が受けた死球は6。直後の打席を見ると左安、左安、四球、中飛、左安、遊安の5打数4安打と凡退は1度しかない。相手投手の内角攻めにひるむどころか、むしろ奮起。こうしたタフな精神力が、高打率を維持できる要因かもしれない。

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