【奈良】智弁学園 延長制し辛勝8強 小坂監督「信じていました」

[ 2016年7月24日 07:44 ]

第98回全国高校野球選手権奈良大会3回戦 智弁学園5―4磯城野

(7月23日 佐藤薬品スタジアム)
 今春の選抜大会を制した智弁学園が冷や汗タラタラで8強入りを決めた。4―4の延長11回2死二塁から納が左中間へサヨナラ打。小坂将商監督は「ハラハラ、ドキドキですわ。でも、あの子らを信じていました」と安堵の笑みを浮かべた。

 磯城野の変則サイド右腕に苦しみ、2点リードを許したまま9回に突入。1死から3本の長短打を集め、同点に追いついた。指揮官は1点ビハインドの5回2死三塁から村上を投入。エース右腕は6回1/3を被安打4の10奪三振、1失点の力投で逆転劇を呼び込んだ。

 村上は「(最後は)野球の神様にお願いしました。勝ちきれたので、これで勢いに乗りたい」と前を向いた。史上8校目の春夏連覇へ。最大3点差をひっくり返した選抜王者が偉業へ向けて突き進む。

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2016年7月24日のニュース