【鹿児島】樟南エース浜屋 192球熱投!決勝も「言われたら行く」

[ 2016年7月24日 06:30 ]

<樟南・川内>13回を投げ抜いた樟南のエース浜屋将太

第98回全国高校野球選手権鹿児島大会準決勝 樟南5―3川内

(7月23日 県立鴨池)
 延長13回を投げ抜いた“ハマヤ”は、すぐに3年ぶりの夏がかかる決勝へ、GOサインを出した。樟南のエース左腕・浜屋は21日の準々決勝・鹿児島工戦に続く先発。192球を投げて本塁打1本を含む10安打を浴びたが、切れのあるスライダーを中心に15三振を奪った。

 「少し疲れはありますが行け、と言われたら行きます。気持ちを入れて、みんなで甲子園に行きたい」。鹿児島実に9回サヨナラ勝ちした13年大会以来となる19回目の夏出場へ、力を込めた。

 「強力打線なので丁寧に投げたい。特に綿屋くんあたりには注意をしていきたい」と相手の不動の4番を要注意人物に挙げた。過去、県大会決勝で鹿児島実とは計12回対戦し8勝4敗と勝ち越している。「川内戦は打線に助けられたので(決勝は)助けたい」。総力戦でライバルの連覇を、阻止する。

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2016年7月24日のニュース