楽天 3位ロッテとの直接対決に負け越し 梨田監督「かわいそうなことを…」

[ 2016年7月24日 20:43 ]

7回1死、ロッテ・デスパイネに左中間へ同点ソロアーチを浴びる楽天先発・則本

パ・リーグ 楽天2―3ロッテ

(7月24日 コボスタ宮城)
 楽天は接戦を落とし、3位・ロッテとの直接対決を負け越した。

 先発・則本が9回119球を投げ抜きながら、6安打3失点で6敗目。6回までわずか2安打と好投も、2―1の7回、デスパイネ、鈴木に一発を浴び、逆転を許した。

 デスパイネには浮いたチェンジアップを狙われ「あの1球は本当にもったいない。一発を警戒していたが、それが結果として裏目に出た」と悔やんだ。

 鈴木には内寄りの直球を右翼席に運ばれ「内角に強いという情報は入っていた。もっと厳しいところでファウルや見逃しを狙ったが、一番飛びやすいところに入った」と落胆。悪夢の7回となり「状態良く投げられていたが、あの1イニングで試合を壊したような投球になってしまったので申し訳ない」とうなだれた。

 打線は涌井に対し2回に5連打で2点を奪ったが、6回は無死一塁から聖沢に強攻策を指示したが、二ゴロ併殺。7回は無死一塁から島内がバントに失敗し、併殺プレー。梨田監督は「則本はエースとして最後までよく投げ抜いた。援護点がなくかわいそうなことをしてしまった」と右腕をかばった。

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2016年7月24日のニュース