山本浩二氏 黒田偉業に「200勝の価値を再確認させてくれた」

[ 2016年7月24日 08:25 ]

<広・神>力投する黒田

セ・リーグ 広島7-0阪神

(7月23日 マツダ)
 【黒田へ祝福メッセージ続々】
 ▼広島・松田元オーナー 200勝は終点ではない。これからはもっともっと楽な気持ちで勝ちを積み重ねてほしい。新井とともにチームを変えて活性化してくれた。チームのために働くのが一番で、その後に自分に勝ち星が付けばいいと考えているのだろう。

 ▼広島・鈴木清明球団本部長(14年末の電撃復帰の交渉役)一つの目標をクリアしてくれた。このプレッシャーの中でゼロに抑えられるのはたいしたものだ。

 ▼広島・緒方監督 黒田は投手陣だけでなくチームの精神的な柱でいてくれている。200勝はそうそうお目にかかれるものではない。光栄に思う。

 ▼山本浩二氏(黒田在籍時の01~05年に広島監督。現名球会理事長)唯一の中継ぎの1勝となった05年(10月7日、ヤクルト戦)は、私が監督として最多勝のタイトルを獲らせたかったし、彼の記録のために全員が一丸となったのを覚えている。投手の分業制が進み、200勝のハードルは高い。入会資格の見直しも含めて難しい課題もある中、価値を再確認させてくれた。

 ▼大野豊氏(スポニチ本紙評論家、99年は1軍投手コーチとして指導)99年にナゴヤドームでの中日戦で井上一樹に逆転3ランを打たれて、試合後に涙ぐんでいたのを覚えている。「この悔しさを忘れるなよ」と声を掛けた。まだメジャーで大きな契約も可能だったのにカープに戻ってきた。今季は優勝という大きな夢も見えてきた。最高の一年にしてほしい。

 ▼野村謙二郎氏(スポニチ本紙評論家)黒田が「帰ってきて良かった」と思いながら投げていること、そしてカープファンに愛されていることがうれしい。本当に野球に真面目な人間で責任感が強い。おめでとう!

 ▼ドジャース・前田 自分も米国に来て勝つ難しさというのを凄く感じている。改めて黒田さんのやってきたことの重みというものを感じます。

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2016年7月24日のニュース