【岩手】盛岡大付 1点守り切り2年ぶり9度目の甲子園へ

[ 2016年7月24日 15:01 ]

甲子園出場を決め喜び合う盛岡大付の三浦(左)と捕手・伊藤

第98回全国高校野球選手権岩手大会決勝 盛岡大付1―0一関学院

(7月24日 岩手)
 第98回全国高校野球選手権大会(8月7日から15日間、甲子園)の岩手大会決勝が24日に行われ、盛岡大付が一関学院を1―0で下し、2年ぶり9度目の甲子園出場を果たした。

 盛岡大付は一関学院の先発・大竹に7回まで無得点に抑え込まれたが、8回に石橋の右越え二塁打などで1死満塁の好機をつくると、植田の犠飛で待望の1点を先取。これを先発・井上涼の後を継いだ2年生左腕の三浦が守りきり、甲子園への出場切符を勝ち取った。

 好機を広げた盛岡大付・石橋主将は勝利の瞬間、感極まって号泣。「3年間きつい思いをしてきて、精神的にもきつかった時期がほとんどだった。そういったことが全てこみ上げてきて“やってきてよかった”と思い、涙が出た」と振り返った。閉会式では優勝旗を受け取った後、「甲子園では岩手の名に恥じない野球をして、1試合1試合集中して勝ち進んでいきたいと思います」と宣言した。

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2016年7月24日のニュース