長田 21世紀枠で初の甲子園、三宅主将「感謝の気持ち示したい」

[ 2016年1月29日 20:44 ]

第88回選抜高校野球大会の21世紀枠で初出場が決まり、帽子を投げて喜ぶ長田の選手たち

第88回選抜高校野球大会出場校決定

 阪神大震災で被災した長田が春夏通じて初の甲子園切符を手にした。授業後に校長から吉報が伝えられ、部員は一様に顔をほころばせた。

 敷地内に別の2校が併設されグラウンドが満足に使えない中、昨秋の兵庫大会ではベスト8。永井監督は「限られた時間や場所で、基礎的な練習に取り組んだ成果」と胸を張った。

 阪神大震災で最も被害が大きかった神戸市長田区にあり、防災教育にも積極的に取り組む。三宅主将は「震災から復興し、野球ができていることの感謝の気持ちを示したい」と意気込んだ。

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2016年1月29日のニュース